1・真夜中に本を読んでたら聞こえるセミの鳴き声あの夏が来た
そうです。夏が近づいてきたら、私たちは少しずつプレッシャーがあるんでしたね。もうすぐ夏が来るんだな。暑いな。今は、なんとか夜にひと息つくけど、なんて思うんでしたよ。
2・太陽の下で短歌を書けと言われて気づく雲一つない青空
いやいや短歌を書かされて、青空を見あげたのなら、それは意味のあることでしたね。もっと空を見あげなきゃ!
3・夏の夜に机に向かい勉強しかすかに聞こえる虫の音もうこんな季節
5月に彼女はこんな短歌を作ってくれてましたよ。忘れてたなあ。もっと聞かせてもらわなくっちゃ。認識を改めなきゃ!
4・若葉をね揺らし奏でる初夏の風近くで夏を思い浮かべる
若葉は5月、初夏なんだけど、やっぱりみんなブレッシャーあるんだよなあ。
5・虫の音が聞こえてきたら風も吹くあたたかい風だもう夏なのか
そうなんだよ、温暖化なんだよ。だから、初夏から猛暑を思うようになってきたんだよ。
6・夏の夜空にきれいな星たちが僕にささやく明日も頑張れ
星を見て頑張れるなんて、なんてロマンチックなんだろう。ステキですね。
7・夏の時期地元の祇園祭はやしの音色きれいな音色
彼はこのおまつりに燃えてたし、将来もおまつりを守ってくれるでしょう。いい若い衆、オヤジになってもおまつり守ってね。心よりお願いします。そして、おまつりの仲間を増やしてくださいね。
8・雨がやみ雲間にのぞく青い空虹がかかれば心も晴れる
丁寧に風景を描いてくれてたのに、あまり注目されませんでしたね。スカッとする感じをどんなにして出せばいいかな。
9・夏の夜夜空にひびく風鈴の音ひんやり冷える心と体
夏の夜と風鈴と彼女の中ではつながってたのに、私たちはうまくイメージすることができませんでしたね。
10・ふるさとで友達の声久しぶり海で遊んでバーベキューだ
ああ、夏にバーベキュー、私はどれくらいできただろう。数えるほどしかありません。たくさん経験している人がうらやましい。