＊ 違う人の声を聞く
私は、SDG'sでも取り上げられている多様性のことについて考える。
多様性と聞いて、難しいものと考える人も多いと思う。しかし、身近なところに多様性はある。
例えば、スーパーやコンビニなどで外国の方が接客している場面を見たことがないだろうか。日本も経済発展や技術進歩が年々進むとともに、多文化共生も進んでいる。多様性とは、集団の中に異なる特徴を持つ人がともに存在するということだ。
現代の日本でも多様性の尊重が重視されているにもかかわらず、スマートフォンやテレビ、パソコンといった情報機械の発達により、見た目や文化、価値観、環境、性別などの違いを非難する言葉が絶えないことがまぎれもない事実である。
そこから生まれる誰かのSOSの声に耳を貸さなくてよいのだろうか。これからの日本はもっとたくさんの外国の方と共に過ごす他民族国家というものになっていくだろう。その上で大切なことは、自分が一歩引いてみることだと思う。
例えば、相手の話をよく聞き、認めること。自分の正当化にこだわらず、違いを活かして、新たな発想につながること、自分の意志を持ち、積極的に交流を行うこと。一人ひとりが行動すれば、違いは悪いことではなく、当たり前のことになるだろう。
それが本当の多様性であり、尊重だと思う。
