そりゃ、奥さんと出会ったことですけど、出会ったのは78年の4月で、実際に付き合い始めたのは79年の10月からでした。じっくり時間をかけて付き合ったというんでしょうか。
そこからはだいたいずっと彼女と一緒にやって来ました。彼女がいたからこそ、今の自分があるわけで、たぶん、彼女も私と出会ってしまったので、今の彼女があるのでしょう。
出会わなかったら、私は今ごろどこで何をしていたのか、全く見当もつきません。どこで暮らしていたのか、結婚をしたのか、その他いろいろ、彼女と出会わなかったらという仮の話なので、想像できないことです。
現実は、出会ったので、そのまま出会いを大事にして今まで来ました。よくぞ来たものだと思っています。
まあ、出会いを大事にすること、これは私たちみんなが守っていかなきゃいけないことでしたね。人って、そんなにたくさん、何度も出会えるわけではないので、いつまでも出会いを続けなきゃいけないし、続けるには努力も我慢も必要です。
私たちは、お互いに我慢などしてきたんでしょうか。いや、私はあまり我慢してなくて、ひたすら愛する奥さんを大事にしてきただけです? カッコイイ言い方ですけど、それしかありません。彼女に言わせると、そうでもなかったということもあるでしょうけど。
なんだかなあと思ってたのかもしれないけど、今はとにかくこれしかないのだと思うと、悩みや不安は消えます。それしか頭にないんですから。
こんな風にして、自分の人生を歩んできたのか。そういう風にしかやって来れなかったということですね。
若いって、これからどうなるかわからない不安と、自分で作って行く人生の楽しさとその二つの両輪でやっていくんですね。そんなものだったのかな。毎日がそれなりに楽しかったかな。つまらないことで楽しくなれるんだから、不思議でしたよね。今は、この暑さでヘロヘロになっている私ですけど、若い人なら、こんな暑さも何でもないかもしれない。すごいなあ。 こんなので846文字なのか、不思議だなあ。
同じことの繰り返しが多いね。