うみそらひとことば

みんなの作品と言葉を貼り付けます! 私の写真も載せます!

一年生たちの孤独?

 

ひまわりの立派な姿眺めては 夏を感じて汗を拭う       女子

 たくさんで咲いてる花もあるけれど、どの花も必死になって夏の暑さと戦っています。水は枯れるし、花もタネもカサカサです。なのに生きているから不思議です。 


中学の友だちと会う久々に思い出話戻りたい過去        女子

 高校でもことばを交わす人はいるでしょう。でも、まだまだ心が許せなかったりする。だったらいつ、心が許せるの? いや、そもそもそんなに簡単に心許すものでもないのかもしれないな。そんな人って、そんなにいないのかもしれない。


高校は楽しいけれどさみしいな早く会いたいなつかしい人    女子

 ここまで中学が恋しいのは少しかわいそうです。中学に戻してあげたいけど、そこには誰もいません。涙を呑んで前に進むしかないのか。

 

救われたあなたの声に辛い時 受け入れられない解散の事実   女子

 これは音楽のグループなのかな。音楽に救われる人もたくさんいます。それなのに、その人たちもずっと一緒という訳にはいかなかったりする。永遠なんていうものはないのか? 現実にはなくても、心の中にあればいいのか。


セミの声私の耳を響かせる暑さに負けず七日の旅へ       女子

 セミは孤独なのか、騒がしいのか? 孤独だからあんなに騒ぎ立てるんでしょう。よくもまあ、七年とかの長い歳月を地面で過ごしてこられたなあ。

朝起きて弁当作り家を出る桜散る中歩み進める         女子

 着実に進んでいく人もいます。そういう人の確かな足音を聞かせてもらうと、ああ、私も頑張らなきゃと思わせてくれる。いじけてても何も始まらない。一歩ずつ行くしかないんだよなあ。


勉強中余計なことを考えて気づいたときにはきれいな朝日    女子

 若い時、こんな奇跡のようなことができます。年寄りにはできません。「寝れないなあ」とフトンの中でブツブツ文句を言うことはできるだろうけど、考え事をしていて朝になるなんて、若い人の奇跡です!