★ 芭蕉さん顕彰句会に参加したら、二人入選にしてもらいました!
それで、私たちも句会をしてみました。
1 粗方(あらかた)は雨に溶け散る木通(あけび)かな
ふりがながなかったので、だれも点数を入れませんでした。
2 潮風と弧を描いてる大浪に
季語がないし、短歌の一部を切り取っただけで、意味が取りにくかったかも。
3 カナカナと生命沈むたそがれや
「生命沈む」が作者の意図をうまく表現できていない気がします。
4 水面に浮かぶ金魚が花のよう
わりとシンプルに作ってもらいました! 5点入って、優勝しました。
5 鈴虫の合唱聞こえる夏終わり
夏の終わりはまだ鈴虫は元気だと思うんですけど……、1点!
6 木霊(こだま)する雁がね寒き巷(ちまた)かな
雰囲気があります。高校生が作ったとは思えない作品です。2点。
7 月下美人目を奪われた夏の夜
一晩だけ花開く月下美人を取り上げて4点で2位。
8 草むしり母の頭に雨蛙
草むしり体験がリアルな男の子に支持されて2点。
9 セミの声かき消すほどのわめき声
セミの声の説明になっていて、誰からの支持もありませんでした。
10 夕涼み虫の音色に風なびく
虫の声と風のシンクロ、おもしろいと思った人がいて2点ゲット!
11 共に見た天を見上げるヒマワリを
まだ続きがありそうで、そこが残念な感じです。1点。
12 自粛中ヒマの扱い慣れてゆく
この感覚、おもしろいなと思いました。少しずつ自粛に慣れていくんですね。
13 曇天の台風一過法師ゼミ
私の作品。2点入れてもらいました。よかった!