今年の文化祭は、残念ながら昨年につづくリモート文化祭になりました。
大人数の集会やイベントができなくなり、文化祭は今までの形ではなくなりました。コロナのために制限があって、すべての活動は動画制作だけにしぼられることになりました。
学生時代の思い出をたくさん作りたいけれども、大切な人をコロナから守るために、我慢しなくてはいけない人もたくさんいます。私たちは見えないウイルスと戦い続けてきました。
たとえソーシャルディスタンスで物理的な距離は離れていても、みんなと心は繋がりたい。そんな思いから、文化祭のテーマは生徒会役員が中心となって考え出されました。
動画は、たくわえられたエネルギーが爆発しているものになっていました。ダンス、それぞれの個性、早口言葉、私たちの宝もの、好きなことをやってみた、キャンドル作り、ペットポトルフリップ、なりたいものになったなどのアイデアが取り上げられました。
そこでは、コロナがなくなって日常を取り戻したい！ マスクをしない毎日になりたい！ 自由にどこでも行きたい！ という若者の願いにあふれていました。
その結果として、午前の部ではダンス、午後の部はマンガのキャラになった生徒の大活躍、夜間の部は早口ことバトンがそれぞれ表彰されました。
その他、教職員と生徒との動画の中での運動会、外部団体によるショーなど、限定された中で最大限に自分たちの力を出してもらえたのではないかと思います。
