★ 受験期の趣味
私は受験を控えている身ながら、趣味を楽しんでしまっている。模試の結果は散々で、痛い目を見たというのに楽しんでしまっている。
登下校中や休み時間、すき間時間を見つけては参考書や勉強用アブリを開いて勉強する。この時間中は趣味のことは一切頭の中になく、集中して勉強に取り組むことができる。
けれど、家に帰ると趣味のことで頭の中がいっぱいになって、勉強をやめてしまう。そして、また私が趣味を楽しんでしまっていると、罪悪感でいっぱいになる。さっきの趣味の時間でたくさん勉強できたのに、なんでできないの、と勝手に自分を責めて、楽しかった趣味も台無しにして、虚しく一日を終える。
こうなってしまう自分が嫌で、丸々一日を勉強にあてた。やろうと思えば意外とできた。受験生である自分が今一番すべきこと、つまり、勉強だけをするので罪悪感がなく、心の負荷は少なかった。けれど、どこか虚しかった。
勉強をしても、趣味を楽しんでも、虚しいだけでした。
★ 心が楽しくなればいいんですよ。勉強も楽しいなって、勉強できたらいいのになあ。なかなか楽しい勉強は、罪悪感がありますか。でも、身につくと思うな。
楽しいと思って勉強しましょう。趣味は、それはもう思い切り楽しみましょう。そういう時間と思って、割り切りましょう。そして、それが済んだら、また勉強したらいいと思います。ぜひ、納得のいく毎日を！ と、人には言えるけど、自分で毎日納得するって、なかなかムズカシイです。
