★ 2020・10・6(火)の3年生の短歌
* 3-1の歌会
優勝 学校に来るとき見ている窓の外これを見るのももうあと少し R
みんなもいい作品を優勝にしてくれました。みんなバス通学なんですね。何気ない窓の外、みんなそれよりも小さなスマホを見るので忙しいと思うんですけど、でも、確かに3年生はあと2ヶ月くらいでこの窓の風景ともおさらばですよ。うれしいだろうけど、二度と戻れない風景なんですよ。たぶん、二度と戻りたくはないだろうけど、時間が過ぎていくことには、哀しさ・さびしさがありますね。
準優勝 自転車で夜道を一人走り抜けぽつんと光る丸い月 S
これもやはり通学の風景でした。みんな風景をちゃんと意識して作ってくれました!
準優勝 三月に卒業をする学校で友だち会えるのあと三ヶ月 S
仕方ないと思っているでしょう。そして、別に会えなくてもいいや。というのも思うかな。でも、人生って長いから、どうでもいいやと思った人がずっと自分のことを心配してくれてたり、どこでどうなるかわからないのも人生のおもしろさかな。
準優勝 学校の登下校中増えたのは白から黒へ変わる制服 S
十月の初めに作ってもらった作品なので、まだシャツ一枚の人がたくさんいました。それもはるか昔という感じの十一月です!
準優勝 二人席一人で座るむなしさにたまにはいいと窓を眺める A
これ、おもしろいなと思いました。若者たちは、本当は密が好きだったんですね。友だちとそんなふうに座って、あれこれ話がしたかったんだ。それが通学の楽しみだったのにね。
準優勝 この頃は秋風が吹き空は澄み気持ち高ぶり調子乗り出す A
秋になると、あれこれとスイッチ入る人いるんですね。ビックリ!
準優勝 授業中キミのつぶやき耳にする同じ趣味だと気づかぬふりで H
誰の作品なの? と思ってたら、自分の作品でした。そうと知らずに点数入れてくれたお二人、ありがとうございました。