★ 祖母
私には祖母がいる。そんな祖母がある時、足を悪くし、しばらくの間、病院に入院してしまった。その時はまだ学校とかもあり、忙しくて病院に行く暇がなかった。でもある日、たまたま予定があったので祖母に久しぶりに会いに行った。
病院に行くと、祖母はベッドで横になっていた。そして、私に気づくと、笑顔で私の名前を呼びながら出迎えてくれた。そんな祖母の様子を見て私は嬉しく思った。祖母との会話は、昔の知識がしれたりして私は祖母と会話をするのが好きだといつも思う。
祖母は足が悪く動けないので、移動するときは祖母の手を支えてあげる。でも最初の頃は祖母の手を支えるのが、私なんかでもできるのかとか、役に立っているのかとか、めんどくさいなとか思っていて、あまり介護には乗り気ではありませんでした。
でも、学校で介護の話を聞いたり、テレビで介護は十七歳の私からでも簡単なことならできるし、ちょっとのことからでも介護になるっていうのを聞いて、自分の気持ちが少しポジティブになっていきました。
私はそれから祖母が移動するときは自ら手を支えに行くようになりました。そして毎回祖母が私に「ありがとう」って言ってくれる度に、役に立ってるもんだなと思っていつも嬉しく思います。
これらのことを考えると、もっと介護について知っていけば、介護についての知識も増えるし、祖母も喜んでくれて、きっと笑顔にとなってくれるだろう思います。私は今回の出来事があってから、祖母への愛着が深まった。
