うみそらひとことば

みんなの作品と言葉を貼り付けます! 私の写真も載せます!

詩とかことばとか

銭湯と浩三さんと失恋

今日も、浩三さんの詩を取り上げてみます。「麦」という詩です。 麦 銭湯へゆく 麦畑をとおる オムレツ形の月 大きな暈(かさ)をきて ひとりぼっち 熟れた麦 強くにおう かのおなごのにおい チイチイと胸に鳴く かのおなごは いってしまった あきらめておく…

金がきたら  1940.9.21

竹内浩三さんの「金がきたら」を書き込んでみます! 金がきたら 金がきたら ゲタを買おう そう人のゲタばかり かりてはいられまい 金がきたら 花ビンを買おう 部屋のソウジもして 気持よくしよう 金がきたら ヤカンを買おう いくらお茶があっても 水茶はこま…

2021.5 リモート短歌

* メールでコロナに関わる短歌を募集したら、三年生たちは答えてくれました。 しばらくは会えないけれど僕の春 友と暮らせる学校に行こう……T・K その通りでしたね。6月にやっとスタートしたんだった。 テレビ見てほとんどコロナばっかりでただただ時間が…

この二年間の入選作です!

★ 3/20 離任式 ★ 2021年最初の入選は、俳句作品でした。 1 買い物のふと懐かしきさくら餅 女子 このさくら餅が何とも言えないノスタルジーがあります。胸が痛くなる感じです。といっても、苦しいんじゃないですよ。せつないんですよ。 2 夏休み線路の奥の…

短歌ブームなんだって!

今日、合格者登校日でした。私も仕事してきました。とはいうものの、クルマは駐車場がなくなるということなので、電車で往復しました。ご苦労様でした。 たいしたことはしませんでした。でも、お昼前に出て行って、夜、真っ暗になるまで外に出ていました。少…

卒業式の前に

11・定期券卒業あとの更新日 更新日がわかりませんでした。でも、若者にはわかるみたい。そもそも定期券持っていたのって何年前だろう。定期券で通うなんて、私みたいな田舎者には夢のような話です。 12・チョコレート家族は知らず机の下 なんだ、オッサンの…

ああ、卒業式がやって来る!

卒業式の季節です。それが終われば、生徒たちはそれぞれのステージに向かって行きます。そんなの当たり前で、残されたものだけが何となく忙しい気分・落ち着かない気持ちをかかえて、毎日をバタバタ過ごすことでしょう。 2月のテストで生徒の皆さんが描いた…

今しかできないものを探して

生きた先そこには何もありません今しかできないものを探して ……男子 何かはあると思うんだけど、ないのかなあ。まあ、生きてる間はずっと何やってんだろう、そう問いかけていくしかないですね。 もう夏だつづく暑い日熱中症水分をとって体を守る ……男子 彼の…

夏の日と雨の音

1 夏の日に強く匂うアスファルト雨を察して増す嫌気 ……女子 夏の前、こんな感じがありましたね。あと少ししたら、こういう感じは手に入りますね。そんなにうれしくないか……。 2 耳すまし友だちを待つ雨の音一人ぽつんと駅のホームに ……女子 友だちを待つ、…

きょうの朝

1 きょうの朝 電車の外の美しさ今日も頑張る一日過ごす ……女子 この気持ちがうれしいです。ぜひ、私も、こんな風にいろんなものに美しさを見つけたいです。 2 授業中ふとした時に時計見てまだかまだかと終わるのを待つ ……女子 時間がなかなか過ぎない時、…

おうちの方へ

★ 2022年末、おうちの方へひとことを募りました。 1・いつもありがとう。母子家庭だから家族を支えるために毎日働いて、買い物に行って、ご飯を作ったりと。はずかしくていつも言えないけど、また言うね。 どんどんおうちでも直接言ってくださいね。いや、…

月見れば愛しき人を思い……

1・月見れば愛しき人を思い出すあの頃はただ君を待ってた 2・ひらひらと散りゆく桜寂しけり今夜は私が君を愛でよう 3・日差し浴び日焼けで黒くなった肌すぐには白く戻らないかな 4・月見上げ理由もないがたそがれるこれが私の幸福のひととき 5・「風邪…

日焼けはヤバイね!

夏の夜星がピカピカ光っている月もきれいで夏夜の空 女子 「なつよのそら」って、あまり耳慣れないことばです。ひたすら星や月に心ひかれているのを書いたんですね。ほかの要素はなかったのかなあ。 テスト初一度も出てない授業だな書けるかわかるか心配だ …

セミがミンミン

夏になりセミがミンミンうるさいなうるさ過ぎては昼寝ができん 女子 セミの声を聞きながら、昼寝しようかなんて、とても優雅な感じです。実際はそれどころではなくて、とてもうるさいし、イライラするのだけれど、考え方によっては、それはとてもぜいたくな…

映画のようにおもしろく!

夏のだるさを上手く表現できてない写真ですけど、これは冬の猫? とにかく、夏のけだるさがテーマです。でもまだ、本当のしんどさを感じてなかったんですね。 今日も明日もテストがありますしんどいもうそろそろ休みたい 男子 そんなこと書いてるけど、実は…

なまる汗と推し活

毎日暑いですね。こんなに暑くて、どうして私たちはやってられるんだろう。いや、やってられないな。しんどくて、なかなかです。 さて、一学期末の短歌です。 夏も虫虫が怖くておびえてる 男子 虫が嫌いなんですね。確かに不気味ですね。怖いですね。知らな…

やっぱりカバが好き!?

コンクールにあれこれ作品を送っています。たぶん、採用されないなとこれらの作品はあきらめます。 でも、なかなかおもしろいというか、その人のこだわりが感じられていいと思いますけど、一人よがりはアカンのです。ですから、なぜそういう気持ちなのか、理…

先輩たちの作品!

みなさん、先輩たちも短歌を作りましたよ。短歌じゃないのはたったの二つだけでした。残念でした。短歌はみんなコンクールに送ります。結果が出たら、また、載せますね。 どんな作品を作ってくれたんだろう? 夏も虫虫が怖くておびえてる 男子 今どきの若者…

みんな、暑いけど、もう少し頑張ろう!

一年生のつぶやき、みたいなのを見てくださいね。 青い色だよとてもうつくしい朝顔だよ 女子 そんなすごい朝顔を見たんですね。早いですね。他の表現も考えてみてね。 夏が始まり蒸し暑くなってきた 女子 たしかに、今年の夏は暑いですね。もうすっかりヘト…

キラキラほうし

夜の日はほうしがキラキラでうつくしい 女子 ほうしって、何だろう。星のことかな? 素直な気持ちですね。 部屋のエアコン壊れてるなので夜はめっちゃ寒い 女子 その通り、暖房のないところでどんな風にして過ごしたらいいのでしょう。 寒すぎてエアコンつけ…

あなたへ

あなたへ 僕は今あなたに恋しています。心がものすごくドキドキしています。僕はあなたを思います。 ああ、これを素直に言いたいんですね。だったら、チャンスがあったら言いなさい。とはいうものの、世の中は簡単ではないので、勇気を振り絞って告白しても…

母へ、父へひとこと

母へ いつもありがとう。がんばっている姿を見ると自分もがんばれる気がします。 (私たちは、まわりの人の力で生かされています。実際にゴハンを食べさせてくれたり、見守ってもらったり、いつも私たちの力の源ですね!) お母さんへ この前、美味しいクレ…

変なことして笑い合ってる! 月12 その3

★ 月12 その319・失恋(しつれん)は時間(じかん)がたてば忘れて(わすれて)くのか →短歌ではありませんが、俳句にしては季語がないですね。つぶやきなのかな。しんみりした気分でしたね。 20・あじさいが色あざやかで(いろあざやかで)キレイだな →俳句という…

月12 7月の短歌 その2 まるくまんまる

12・夏が来た たれてくる汗楽しい 未来が見えてきた→汗によって未来が見えてきたというのは、どういうことなんでしょうね。 57472になっいて、あともう少し音数を工夫してみてください。 13・あさひのできれいだったなとしあけにまたおなじひととみにい…

月12 7月の短歌 その1 月になる人

★ 1学期末考査の短歌 月1・2 1・太陽のような様子で過ごすあの人は二人きりだと月になる→こんな恋愛してるんだなと感心させられた歌でした。たくさん恋愛しなきゃ! 2・夏の夜 外におさんぽ気持ちいな 雲の陰(かげ)から満月ひょこり→かわいらしい短歌で…

暑さ故……  ナツ前の句会にて

★ 1末俳句 古典メンバーコメントつき 2021.7.5 Mon 優勝 暑さ故見上げた空に雲見えず ④ 夏って感じがする。 自分のよりいいなと思ったから。 青天の空! イメージがついた。 雲がなくて陽差しが強く当たる感じが伝わる。 準優勝 夏の雨気持ちもすべて流れて…

描いたり描いたり  火78

1・テスト中 寝不足ぎみでうとうとと してたら時間のこり五分 →最後が一音足りないけど、テストで寝てしまうことって、あるんですね。 2・絵を描(えが)き描(えが)いては消すの繰り返し 今日もつづく当たり前の日々 →絵を描いては消したりするのって、特別…

いつか見てみたい花火大会

★ 一学期末考査の短歌 木7・8 1・夏嫌だ暑いし虫出る辛い日々冬が恋しい早く来ておくれ→寒さに強い人、いるんですね。夏の暑さはだんだんイヤになるかな。 2・もうすぐだセミが鳴いたらやってくる歓迎するよ夏休みさん→今年の夏休み、去年に続いて自粛し…

おもいびとよ! 木56メンバー

★ 1学期末考査の短歌 木5・6 1・思い人いとしの君へ「会いたいな休みが来たよ」メール返信 →いとしのキミへ、会いたいとメールしたんですね。普段は離ればなれ? 2・ああ夏よ長く思えど実際は 風の速さで過ぎゆくものよ →みなさん、時間は年を取れば取…

夏の前の短歌(今は秋だけど……)

★ 次の短歌であなたが気に入った短歌はどれですか?[木12] 1・雨(あめ)が降る(ふる)私(わたし)はぬれている寒い(さむい)けどテストはがんばるあきらめていない →このあきらめない感じ、なかなかいいですね! 雨の冷たさをまた考えてみましょう! 2・目(…